…ドイツに行くことになった。オペラが観たいのでシーズンを待つことにしたし、準備も充実を図りたいのでまだまだ先ではあるが。取り敢えず、ルートヴィヒⅡ世の希望通り彼の手がけた城を爆破してみるのは如何だろうか。 そんな訳で、「ロンリープラネット」読んでます。 ロンリーなんて言われちゃったら、買わなくてはいけない気分になる。 ちょっと哀しい感じがする…。 それにしても、このガイドブックは持ち運べないと思うのだが気合で憶えて行けという事なのだろうか? 特にロンリープラネットの「インド」は人を殺すのに向いている。 あんなのどうしたら良いんだ。棚から取り出すだけでも手首を負傷する予感がぎゅんぎゅんする。護身用か? 京極夏彦の本を見慣れていなかったら!「オイディプス症候群」を読んでいなかったら! ・…確実に泣いていたと思う。 そういえば、ドイツって何が有名なの?と聞かれたので、「ネズミ」と答えたら本気で嫌がられました。ハーメルンの笛吹きの事を言ったのに…。 アメリカのネズミや電気っぽい日本の黄色いネズミは可愛いって言うのに! 私は蔵書票を探したい。 この本、3冊くらいに分冊してくれると嬉しいんだけれど。 少年誌のように自分で自由に千切ってお使い下さいという解釈で良いのだろうか? 因みに、私は以前授業用に聖書を千切って持ち歩いていた。 ミッション系の高校出身のコに怒られてしまったが、そこはそれ。正直、気にしなかった。 気に障った方はごめんなさい…。 占い嫌いなのだが、聖書占いは結構気軽にやっていた。 目を瞑ってぱっと聖書を開き適当に指差した文で一日を占うという、シンプルな上都合良く解釈出来てしまうものだ。 エデンを追われるシーンを指差してしまった時は、哀しい気持ちが生まれてやる気がまるで無くなった。…それ以来やっていない。 宮沢章夫の本で、「熱心党のシモン」の「熱心党」って何だ?というものがあった。 どうも熱心党というのはイスラエルの為、選民に相応しい状態を回復すべく、ローマ当局に対してゲリラ活動をしていた集団らしい。 意外と過激なお人だったようだ。それにしてもシモン多過ぎである。 # by fluorspar | 2005-03-10 00:33
本を買っていて思うこと。各ジャンル毎に初めて買った本があるわけで。 私が印象に残っているのは国内ミステリだ。 最近まで、自分で買った初めての国内ミステリは京極夏彦作品だと思っていた。 高校時代のクラスメートの「○○さんの好きそうな本が出たよ」の言葉に、何故私の好きそうな本を知っているのだと多少驚きつつ従ったのが最初。 レジに並んでいたらおじさまが大事そうに抱えて一緒に並んでいたり、近所のクリーニング屋さんも京極作品が好きでカウンタに置いてあったりと、ほのぼのエピソードの多い作品だ。 ノベルスを買ったのは多分これが初めてで間違いない。 でも国内ミステリは他に初めて本があったのですね、お母さん 何故忘れているのか。忘れっぽすぎるんじゃないか。 90年代前半にイギリスを1ヶ月ふらふらして牛肉の挽肉を食べたりしていたからではないか…そんな洒落にならない事も浮かぶ。 因みに、本当の事だ。報道を見て、あまりに似たような事をしているので驚いた。 その後献血もしている。(亡くなられた方、ご冥福をお祈り致します) 話題が古いという意見もあるとは思うが、久々に見た上に自分が旅行していた事を今日になって思い出した次第なのでゆるして頂きたい。 それはそれとして、 本当の初めて触れた国内ミステリは「黒死館殺人事件」でしたよ。 最初に読むなよ! と、今は言ってやりたい気分です。 学校の近くにあった書店に沖積舎の黒死館殺人事件が置いてあった。 その頃昔の本がそんな装丁だなんて知らなかったので、ちょっと変わっていて面白いなと行く度に手にとって眺めていたのだ。 そしてとうとう買ってしまった。 社会思想社の文庫を…。沖積舎じゃないのか、というツッコミが入りそうで痛いです。 学生には高かったんだ…高すぎたんだよ。 恐ろしい内容でした。 ついていくのがやっと。名前にツッコミつつ読んでいられたのは最初だけ。 なのに、妙に面白くて投げ出す事が出来なかった。 こんな話があっていいのかと思い乍ら、奇書を足がかりに国内ミステリを自分の意思で選んで読むようになったのでした。 人にはあまりすすめないようにしているが、その人が自ら読むのをとても期待している一冊。 小栗虫太郎辞典「黒死館徘徊録」さま まだ一度も収録されたことがない作品や雑記文を読む事が出来ます 小栗虫太郎の夢さま 随分長い間更新出来なかった…。本当は昨日(それでも随分だな)更新しようとちまちま打ってはいたのだが、途中でフリーズしたので寝ました。 その時は、初めて読んだ国内ミステリの事等ぺそぺそ綴っていたのだが。 夢をね、見たんですよ。 むか~し好きだった人の夢なんか見ちゃったよ…どこの乙女でしょうかね。 消息がわからなくなって暫く忘れていたのだが、最近風の噂でその人の事を久々に聞き。 そしてやっぱり消息不明だったわけなのだが。 そうですか、夢に見ちゃいますかと思ったら妙に悲しくなりました。 そして、そんな乙女チックな夢なのに食べているアイテムが「芋けんぴ」だった事も涙を誘った。 あんな風に好きになったりっていうのはもうないだろうな。 ちょっと昔の自分が羨ましくて落ち込んだ。今は多分、湧かない感情だ。 本もそうだ。その時じゃないと感じることの出来ない感覚ってあると思う。 今じゃなくてあの頃読んでたらな~って思う人、多いんじゃないだろうか? 私にとって、早い内に読んでおかないといかんと思った本たちは アガサ・クリスティをはじめとした海外ミステリと、名海外作品、それから神話などだろうか。 国内モノより海外モノの方が早く読んでおいた方が良いと思う。 神話は「古事記」が一番読んでおいて良かったな、と感じたかな。 小1くらいの時に読了した。全部解らなくてもいいんだ。 ちょっとアレじゃないかとか幼心に不安にもなるだろうが、それでいい。 そう言えば、友人が通っている英会話教室での話なのだが… 友人は週1で英文エッセイを書いてそれについて話すスタイルをとっている。 その時、日本の神話をテーマにしたそうなのだが講師に豪いヒかれたらしい。 天地開闢から否定の嵐だったそうな。 なにがまずいのか? 近親婚なんて海外神話でもザラだろうし…。 まぁそれは置いておいて…やっぱり、大人になってから読んだんじゃ全然違ってくると思う。 何でもそうなんだろうけど、これらは特にだ。 友人にまかり間違って子でも出来たらセットで贈る予定だ。そんな日はこないであろう。 乱歩も子供時代に出会って楽しかったけれども、大人になってから読んでも大して感じ方は変わらなかったと思うな。 ワーグナーは若いうちに聴いておかないといけない気がする、というのと似ているかも知れない…。 もし時間が戻ったら、全部読み漁って夢の人にもちゃんと想いを告げ…ないだろう。 # by fluorspar | 2005-03-06 21:33
…B型インフルエンザでした。今日も自宅で休んでいます。ちいとも良くならないからおかしいなとは思っていたのだが。 ペットに伝染したら、と思い落ち込んでいた私に家の者がそっと「ハイスクール!奇面組」を貸してくれました。いらない…。 そんな訳でもう4~5日本を読んでいない。食事もしていない。 見るのは夢ばかりだ。 現実のささやかな夢はたくさん(欲張りなので)あるが、その中のひとつに「何が何だかよくわからない生き物を見たい」というのがある。 生き物なのかすら怪しいような、分類できるのかこれ的なヤツ。 深海あたりにいないだろうか? 異常に大きいなども魅力的だ。本物をいきなりというのは刺激が強そうなので、最初はCGあたりで見せて欲しい。 「世界一受けたい授業」でも以前『変な生き物に学べ!これが本当の自然だ!』(早川いくを先生)というのをやっていたが、あんなんじゃダメだ。まとも過ぎるし、有名な生き物ばかりだ。 テレビだし、わざとそういうのを選んだのかも知れないが。 変な生き物を見るのが好きだと言えば、宮田珠己(海モノがターゲットのようだ)。 誰でも知っているので、ちっとも変なカタチには見えないかもしれないけれど、襟を正して心平らかにして見るならば、どうかしてるんじゃないかというような変なカタチを求めておいでのようだ。 それならちょっと買ってみたいな、と一年ほど前に書店へ行ったがなかなか無かった。 タイトルは「ウはウミウシのウ」。何度言っても「はい?」と聞き返されてしまうタイトルだ。 やっとの思いで伝え、探してもらう。 エッセイなのだが海洋生物の棚に置いてあったらしい。 ![]() 「すみません、ただいま品切れのようでして。他にクマノミなどでしたらありますが…。」 店員さんが図鑑らしきものを。しかも一冊ではない。 一瞬黙る私。 私が読みたいのはエッセイだったはずなのだが。海洋生物大好きではないのだが。 「…大変有り難いのですが、そちらはちょっと。」「そうですか~、申し訳ありませんっ!」 君は私をどう思っているんだ、ウミウシマニアか?と不安を覚えつつ帰ったのだった。 後日、例によってオンライン書店で購入。 写真は一枚もない。生き物は著者自身がイラストで描いている。内容もライトな感じ。 『奮闘するマンジュウヒトデ』が好きだ。 宮田珠己の本はついつい買ってしまうのだが、毎度タイトルに泣かされる。 「晴れた日は巨大仏を見に」も「…は?」と聞き返されたしね。 「巨大な、仏です」「仏様の仏ですか?」こんな電話のやり取り誰だっていやでしょう。 もしも人にすすめるなら、「わたしの旅に何をする。」あたりからすすめるかな。 個人的には宮沢章夫よりも笑えると思うのだが如何? (宮沢章夫は笑えるものと笑えないものの差が激しい気がする。) 宮田珠己ファンサイト タマキンガーの部屋さま # by fluorspar | 2005-03-01 14:17
金曜から風邪をひいてしまい、図らずも地獄・煉獄・天国巡りに招待されてしまいました。(ドレの絵で巡れたらいいのにね…)世の中がどんな動きをしているのかわかりません。 時間外に病院にかかったが、電子カルテに慣れていない先生らしく(きっと他所の病院から来てくれていたのだろう)私のほうがはらはらした。 調子が悪いときは何故かショパンが聴けなくなる。拷問に近い。 辛い、と思ったときは気をつけるようにしているのだが、今回はいきなりきた。 人それぞれ具合が悪いときの対処法があるようで面白い。 以前知り合った人の彼女は、フライドチキンを吐くほど食べると治るらしく、彼女が風邪をひくと買って帰ると言っていたのを思い出す。 そんな訳でずっと寝たきりだった私は、少しも本を読めていないのだった。 ちょっと続いちゃうのでどうかと思ったが、もう一度今回筒井康隆を。 「ジャズ小説」。クラ好きとジャズ好きは相容れないって本当なんでしょうか。 私はどちらも好きなんだがなぁ。それは私が本当にクラやジャズを愛していないって事なのだろうか。男性はジャズ好きな方多いですね。 いつ買ったのか憶えていないが、昔買ったキース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」。 とても楽に聴けるので好きなのだが、初めて聴いた時はいかん感じだった。 内容が、ではない。 夜電気を消して、CDを付けっぱなしにする。 段々リラックスしてくる。もう、うとうとだ。いい夢見られそうだな、とぼんやりしているその時。 暗闇の向こうから… 「ヘェェェ…イ」「ホォォオォ…ゥ」 なんか!なんか聴こえる!小さく! 本当に怖がりなので吃驚して起きましたとも。それ以来日の高い内しか聴かないようにしています。 また脱線しました。 さて、この「ジャズ小説」。ジャズナンバーを題材に12の短編が読む事が出来ます。 私は「葬送曲」や「ライオン」が好きだ。 マイルスは御手洗潔シリーズにも登場していますね。是非は兎も角…。 私は別にイヤではなかったかな。小説だもの。 でも、以前御手洗潔が許せるかどうかで書店の方と1~2時間喋っていた事がある。 偉そうなひよっこですね。恥ずかしいです。 笠井潔の矢吹駆シリーズは「大地の歌」を主人公が口ずさんでいますね。 生は暗く死もまた暗い…丁度、辛い時期に読んでしまったのがアレだが。 これらの本は音楽を聴くきっかけではないけれども、きっかけなんて何でもいいんじゃないか。 あまり音楽のジャンルにも囚われたくないし。 ジャズも聴かないで嫌がる人が多いんじゃないかな。聴いてダメなら仕方ないが(私だってボサノヴァが嫌いだったりするし…)。 なので、今迄敬遠為さっていた方が暇でちょっと思い出してしまった時にでもふらっと読んで、「ふ~ん、こんなものか」と思ってくれればちょっと嬉しいかな。 DISCWOW!をはじめ、各コーナーが結構好き。「CLASSICA」さま 楽譜のダウンロードが出来ます「d-score」さま # by fluorspar | 2005-02-27 22:28
愛の、あ・ま~いメモリー…という訳で「富豪刑事」を観ました。
![]() 久し振りに筒井康隆の本を買ったせいかも。 私は「富豪刑事」は未読です(何故か古書店に出ないから…)。 だから、ドラマと原作がどう違うのか知らない。 なのでつっこみたいところもあるけれど、ここは我慢。 それよりも「明智小五郎VS金田一耕助」の方がつっこみどころ満載な気がするし。 筒井康隆の本は古書店以外で買った事がない。 その方が揃うみたいだ。と言いつつ「富豪刑事」買えてないじゃん、というのは気が付いちゃいけないところですよ。 タイトルも“限りない喜び”じゃないし、本当に好きなのかと思われるでしょうが大好きですよ? 今日買ったのは角川文庫「脱走と追跡のサンバ」。改版じゃない方。 手元の全集に入っているので本当は買わなくていいのだけれども、装丁がちょっと気になった。 普通の文庫:表紙はイラストやタイトル・作者名など 裏表紙は無地で真ん中にマークが入って、右上にあらすじなんか載っている こうじゃないだろうか。でも、角川文庫のこの本は表紙も裏表紙も同じ。どちらも表紙状態。 正確には鏡のように左右反転しているのだが(文字はそのまま)。 手に取ったとき一瞬、うわっ何これ!間違っちゃったのですか?くらいの気分になった。 面白いので買ってしまった。即レジだ。 100円だったし…。持ち運び用にしよう。 いつもは持ち歩く本に必ずカバーをかけるのだが、この本は止めておこうと思う。 表も裏も絵でいっぱいなんてちょっと幸せ。 ↓画像がみつからなかったので改版の方を(意味ない…) ![]() 長編ばかり読んでいた私が短編を読むようになったのは、筒井作品がきっかけでした。 …いつも同じ本がダブっている。手元には常に一冊しかないので、正確に言うとダブリではないのだが。 よくある話である。一体何年同じ本を買えばいいのだ。 私の場合は江戸川乱歩「孤島の鬼」がそれだ。 …また買いました。 いつの間にか失くなっていて、「む、無いな」と思い買ってくる。 そして 「えっ、また買ったの?」 の一言だ。 最初は、貸したら戻ってこないので仕方なく買っていた筈なのに。最近は何故買っているのかわからない。買ったと思ってたけど、勘違いだったかな?と考えて買う。 貸していたのを忘れて買う。(戻ってきたら…) もう絶対こんなことしないぞ、と固くブログに誓いたい。 大体、好きなものの事を簡単に忘れるなんて…定期的に脳でも弄られているのか? 悲しいけれど、仕方がないし大好きなので久々に読む。 …蓑浦くんってこんな性格だったっけ? 結構忘れていたようだ。記憶は美化される。 (微妙に)関係があるような(ないような)ことだが、身内の通っていた学校での話。 試験である点数をとると「諸戸」と呼んでみたりしていたそうだ。良い意味ではないらしい。 一体何点のことなのかは忘れてしまった。 ただ、かなり苦しい語呂合わせだったということだけは憶えている。 # by fluorspar | 2005-02-23 22:58
数年前の話だが、色々な書店を廻っていた事があった。その中のひとつに店が広すぎて置く本に困っている書店があり、店員さんは自分の担当の棚をどう埋めるかが悩みのようだった。 そこの当時の文庫担当がめがねの似合う優しげな女性で、お名前はわからないが(多分聞いたのだろうけれども)今でも忘れられない。 「たむらしげるとその装丁×イルカ・クジラの本」 彼女が本に巻いていた帯に書かれていた文。イラストもある。 手書きだ。青い画用紙に金色のペン。 イラストはボールペンで主線を描いたようだ。 何だか可愛かったんです。にこにこ微笑んでいて本大好きです、って感じがして。 彼女が考えたフェアだったんじゃないだろうか。たむらしげるさんが好きなんだろうか。 思わず、「何か良い本ありますか?」と聞いてしまった。 彼女がにこやかにすすめてくれたのは「アド・バード」。 椎名誠著。椎名さんはモンゴルを駆けているだけかと思っていたが、こんな本も書いていたのか…。買います、以外に出す言葉なんかなかったよ。寧ろ、帯が欲しかった。 第11回・日本SF大賞受賞作とのことだが、私はSF自体初めてだった。 ストーリーはある兄弟が行方不明の父親を探して旅立つが、そこは広告が全てを支配する未来都市だった、というもの。 中だるみを指摘する声もあるようだが、SF初心者には面白かった。 帰りの電車も辛くなかったよ、お姉さん。 それまではSFを多少誤解していた向きもある。SF好きの方ごめんなさい。 何より、出会い方が良かった一冊。 今も大事にしている。ブックカバーは一番お気に入りのJA新潟経済連のものをかけている。容赦ない贔屓だ。 このカバーは、都内のどこだかの駅にある書店でかけてもらったもの。 シャーロック・ホームズが米袋をしげしげと観察しているデザイン。 シルエットになっている。 「おいしいお米の見分け方。」「プレミアム・ライス新潟米」の文字が躍る。 意外と違和感なく纏まっていて素晴らしいです。 たむらしげるさんと言えば、「一千一秒物語」の絵本も描いていらっしゃいますね。 まだ買ってないんだけれど、欲しいなあ…。
友人にあげようかと思い、「香水」英訳版を買ってきた。
ペンギンのペーパーバックで装幀はこれで、ISBNも調べて…万全を期して丸善へ。 「同じものは無いですねえ」 そ、そんな…。 気に入った装幀かどうかって重要じゃないですか? 気に入らない装幀だからという理由で買っていない本もあるというのに。 でも違うのを買いました。 パトリック・ジュースキントの作品は「香水」ではなく、「ゾマーさんのこと」を先に読んでいた。 淡々として救いがなく、また求めてもいなくて印象に残った。 可愛らしい表紙ではあるが、その内容に癒されることはない。 何だか気になる作家だな、と思っている時に「コントラバス」に出会う。 …薄い。グロテスクな夢を見ているバス弾きの話とのこと。 私はあまりグロテスクな夢だとは思わなかったので物足りなかった。 評価は決して高くないようだが(香水からジュースキント作品に入った方からは不評のようだ)、そこまで低くみるものでもないと思う。 かと言って最初にすすめるかと言ったら、すすめない。 好きな人は読めば良い、といった感じ。 だが、所々惹かれるものがある。歪み方にも時折薄ら寒い箇所があって良いのでは。 だけどやっぱり「香水」だろうな…。 これを読んで調香に興味を持つ方もいると聞く。 私の場合は、中井英夫の「中井英夫全集11薔薇幻視」を併せて読んでみた。…贔屓だ。 現在、基礎化粧品はアロマもので揃えている。 化粧水はローズウォーター、クリームはネロリやオレンジが入っているし、石鹸もクレンジングも香りがついている。正直、こんなに香りにハマるとは思っていなかった。 これはやっぱり良い本読んじゃったところも大きいんだろうな。 そういえば、映画だけれど「ハンニバル」あたりでレクターが香水店に立ち寄っているシーンがあった。(本の方は未読) 手紙から竜涎香(だったかな?)の香りがするとかっていうのも。 あれも忘れられない。やたら素敵だ。レクターになら殺されても良いとすら思った。 (但し、楽に死なせて欲しいが) 実際に存在した天才・トゥリンについて書かれた「匂いの帝王」も今度読んでみたい。 フィクションとノンフィクションを比べてみるのも面白そうだ。 それにしても、香りってどうしてこんなに魅力的なんだろうか。 ここも興味をそそられるかも→豊田町香りの博物館 ![]() ![]() ![]() # by fluorspar | 2005-02-21 23:41
サイエンスチャンネルの「THE MAKING」というのが結構好きだ。
今日は“一眼レフカメラができるまで”。ニコンのF-70を作っていた。 感動したのは、機械でもなく設計でもなくもくもくと働くおばちゃん達(若い方もいらっしゃるが)。カメラは流石に手間が掛かっている感じ。 かりんとうとはちょっと違います。 私も一眼は持っているけれど、これからは今迄以上に大切に使う所存。 因みに、私の愛機はミノルタα-7。今はコニカミノルタか。 買った当初は「ニコンだろ!」と散々責められました。 カビカビのクラシックな一眼も縁あって二台頂きましたが、直していません。 …お金無いからね。 まあ、持つだけなら誰でも持てるわけで。腕のほどは推して知るべし。 知人のお父様は愛猫の為に一眼を買ったそうで、徹底して猫しか撮らない男前です。 カメラもそれぞれの使い方があって楽しい。 少しでも使えるようになりたくて、毎度買っているのが「百万人の写真ライフ」。 ![]() 見ているだけでも面白いし、初心者向けの記事がたくさんあって助かる。 なんてだらだら語ってごめんなさい。 (特に、カメラ好きの皆さんに申し訳ない。) 罰が当たったのだろうか…本の話をするスペースが無くなっている。 長すぎるのも(いつもだが)アレなのでここで一旦区切ろうかな。 後で本の話をさせていただきとうございます。 # by fluorspar | 2005-02-21 22:00
|
by fluorspar カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
ライフログ
検索
おすすめキーワード(PR)
ファン
|